春の季節の着物選びはどこに注意したいか

着物を着るときは季節に合った装いをするのもマナーの一つです。素材だけでなく、色や柄にも気を配り、季節を少し先取りするのが基本です。まだ寒さが残る3月から4月にかけては春らしいやわらかい暖色系の色合いの着物で、柄は桜や菖蒲、藤などが季節を感じさせます。春頃の着物の素材の選び方のポイントは、5月までは軽やかな一越縮緬や紬などを袷仕立てにし、5月中旬以降は初夏のころ合いになるので、さわやかな薄手の紬や御召の単衣が適しています。帯は着物が単衣の場合は一重仕立てのものや絽や麻などの夏素材の帯を選びます。下着の襦袢は単衣の頃なら夏素材のものがよく、季節の変わり目には襦袢で温度調節をするようにします。小物は半襟の場合は綸子や刺繍のものなどで襟元を華やかに装います。バックは軽快な布製かさわやかな色合いのバック、またはピンク色でかわいいバックを合わせます。この季節の着物は、春の草花からコーディネートするのがコツです。